新卒・転職でそれぞれ違う、介護業界の面接を受ける上で重要なこと

介護業界へ就職・転職する際にも、必ず面接があります。介護業界における面接では、どういった質問や態度を見られるものなのでしょうか。
まず新卒から介護業界に入る場合、もちろん新卒なのでこれまでの経験は重要視されません。その代わり、「どうして介護職で働きたいのか」「その中でもどうして弊社なのか」といった認識や展望に関する質問が多くなります。志望動機はどの会社や企業でも当たり前に聞かれるものですが、ここで問われているのは「事前に業界・施設の情報を見てきているか」という熱意です。家が近いから、給料がいいからなど、自分にだけあるメリットを答えないように気をつけなければなりません。「熱意や人柄を重視されている」意識を持って臨みましょう。
続いて介護職の経験者が転職する場合、問われるのは「どうして前職場をやめたのか」「どんな実務経験をしてきたか」です。転職や離職率の高い業界であるだけに、質問者としては「どうしてやめたのか」にそれなりの検討がついています。いわゆる「前の職場における失敗」をどう話すのか、解決策や再発防止策を自分なりに考えているのか、という点が問われています。筋道を立てて説明できるように、予め「聞かれるもの」として考えておきましょう。
前職場での経験、特に有資格者や勤続年数の長い人ならば、「パートさんたちを指導する立場でした」「介護計画を立てたことがあります」などは就職におけるアピールポイントになります。